Appleが提供する Music Memos は、新しい曲のアイデア(歌詞やメロディー)を簡単にメモすることができるiOSアプリです。
単に録音するだけでなく、タグ付けやレーティング(5段階評価)での音源管理や、コードの自動検出、チューナーなど、便利な機能が多数搭載されています。
曲のアイデアを簡単録音
画面中央の丸いボタンをタップすると録音が開始されます。録音中は、画面中央の四角のボタンをタップすると録音が終了します。
画面左上の「自動」をタップしておけば、演奏を始めると自動的に録音が開始され、演奏を終了すると自動的に録音が停止されます。
録音前
録音中
コード、テンポ、拍子を自動検出
録音した音は自動的に解析され、検出されたコード、テンポ、拍子が音とともに記録されます。
録音した音をすぐ聴ける
録音を終了すると、録音した音が画面下部に表示され、すぐに再生すして聴くことができます。
ベースとドラムの自動演奏を追加
画面下部の「ベース」または「ドラム」のアイコンをタップすれば、録音した音にあわせたベース/ドラムの自動演奏を追加することができます。
「ベース」または「ドラム」のアイコンを長押しすれば、音色、音量、パターンを変更することができます。
「ベース」を長押し
「ドラム」を長押し
録音したアイデアを管理
録音した音には好きな名前やタグをつけることができ、1〜5までの星マークで自己評価(レーティング)を記録することもできます。
タグ付けや評価によって、検索時、目的の録音を簡単にみつけることができます。
タグ付け
画面左下のタグマークをタップすると録音した音に「タグ付け」することができます。「メロディ」、「リフ」、「ギターソロ」など、のキーワードを「タグ」として登録しておけば、目的の録音を検索しやすくなります。
インストール直後は 7種のタグがあらかじめ登録されています。
新規でタグを追加したい場合、「タグを検索または新規追加」欄に追加したいタグを入力後、「追加」をタップしてください。
既存のタグを削除したい場合は、既存のタグを左にスワイプし、表示された「削除」ボタンをクリックしてください。
タグアイコンをタップ
タグの選択・追加・削除
レーティング(5段階評価)
画面右側の星マークをタップすると、1〜5までの5段階評価を記録することができます。
録音した曲のアイデアを表示・編集
画面上部のファイルアイコンをタップすると、録音の一覧を表示することができます。
一覧でタップした録音を再度タップすると、拍子、テンポ、コードなどを編集することができ、必要部分を切り出すトリミングやメモの追加なども可能です。
ファイルアイコンをタップ
録音一覧
拍子/テンポ
一番左のアイコンをクリックすると、テンポと拍子を変更することができます。
「ダウンビート」欄では、左右の矢印をタップして小節の開始位置を調節することができます。
コード
左から2番目のアイコンをタップすると、録音時に自動で検出されたコードが表示されます。変更したいコードがあればタップして変更してください。ベースの自動演奏はこのコードを基準に演奏されます。
トリミング
中央のアイコンをタップすると、録音した音源から必要な部分のみを切り出すことができます。必要部分の前後を指定し「トリム」をタップしてください。
録音ボタンをタップしてから実際に演奏するまでの無音部分などをカットすることができます。
メモ
右から2番目のアイコンをタップすると、録音にメモを追記することができます。カポ位置やチューニング(スタンダード、ドロップDナド)を記録することもできます。
シェア
一番右のアイコンをクリックすると、iOSではおなじみの共有時の画面が表示されます。メールやLINE等、好きなサービスで録音を他の人に送ってください。
チューナー機能
Music Memos には、楽器の音程を調整する「チューナー」機能も搭載されています。
画面右上の「音叉(おんさ)」のアイコンをタップするとチューニング可能な状態となります。
Music Memos のチューナーは「クロマチック・チューナー」です。マイクでひろった音の 音名(半音階:C、C#、D、D#、E、F、F#、G、G#、A、A#、B)が表示されるので、希望の音名になるよう楽器を調整してください。
音名の下のバーが右にふれると表示されている音名より高く、左にふれると低い状態です。音名の真下(バーが左右のどちらにもふれない状態)がその音名のジャストの音となります。