Lyric Jumper は、無料かつWebブラウザで利用可能な新しいタイプの歌詞探索サービス。パソコンとスマートフォンの両方で利用可能です。
アーティストの楽曲の歌詞の内容を解析し、20種のトピックに分類・可視化。トピックを手がかりに、好みのアーティストや歌詞を探すことができます。
「トピック」でアーティストや楽曲を分類
Lyric Jumper では、アーティストの楽曲の歌詞を解析し、各楽曲を以下の20種のトピックのいずれかに分類します。
各アーティストの楽曲の傾向は以下のように可視化され、トピックをたどることで新しいアーティストや歌詞に出会うことができます。(以下はパソコンで閲覧した際の画面です。)
アーティストを検索
Lyric Jumper を使うには、まずアーティストを指定します。
アーティスト名を入力
トップページ、または「はじめる」ページの「アーティスト検索」欄に好きなアーティスト名を入力します。
「アーティスト検索」欄に数文字入力すると、以下のようにアーティストの候補が表示されます。表示された候補の中から希望するアーティストを選択してください。
候補に表示されない場合は、アーティスト自体が登録されていないようです。
「各トピックの代表的なアーティスト」から選択
「はじめる」ページには、「各トピックの代表的なアーティスト」が表示されています。
「各トピックの代表的なアーティスト」から、好きなアーティストを見つけて選択してください。
アーティスト検索結果
トピックの可視化
「アーティスト検索」欄、または「各トピックの代表的なアーティスト」欄からアーティストを選択すると以下のような画面となります。
中央の円グラフと右上に、選択したアーティストの楽曲の上位5トピックが表示されます。該当アーティストの歌詞の傾向を視覚的につかめます。
画面右下には、該当アーティストの楽曲の一覧が表示されます。「曲を絞り込み」欄に任意の文字を入力すると、楽曲一覧の絞り込み検索が可能です。
円グラフ、または、画面右上で任意のトピックを選択すると、該当トピックの楽曲のみが一覧表示されます。
類似アーティスト
円グラフ中の「アーティスト」が選択されている場合、円グラフのまわりには類似アーティストが表示されます。
類似アーティストをたどっていくことで、新たなアーティストと出会えるかもしれません。
フレーズ
円グラフ中の「フレーズ」を選択すると、該当アーティストのトピックに関連するフレーズ(歌詞の一部)が円グラフの周りに表示されます。
円グラフ中央のPUSH!をクリックすると、新しいフレーズが追加されます。
楽曲の歌詞全体
一覧中の楽曲、または、気になるフレーズを選択すると、該当楽曲の歌詞全体を見ることができます。
トピックと関連性の強いフレーズは、色とサイズで強調されます。
「YouTube検索」ボタンをクリックすれば、該当楽曲のYouTube動画を見ることもできます。
アーティストの再検索
画面左上の「アーティスト検索」欄、または「トピック別アーティスト」ボタンから、再度アーティストを検索することができます。
「トピック別アーティスト」ボタンをクリックすると、画面左側からトピック一覧が表示され、任意のトピックをクリックすると、該当トピックに関連するアーティストの一覧が表示されます。
Lyric Jumperを使ってみて
Lyric Jumper は、自身を「歌詞探索ツール」と謳っています。
実際に使ってみると「歌詞探索」というよりは「歌詞の傾向が似ているアーティストをたどるサービス。歌詞もみれますよ。」な印象。
トピックに関連した歌詞のフレーズを次々と表示する機能もありますが、単一アーティストの中だけで実行可能。複数のアーティストにまたがってフレーズを検索したりすることはできません。
「歌詞探索」という言葉の印象と実際の機能との差にとまどいましたが、受け取り方には個人差もあると思うので、実際に試してもらうのが確実かと思います。
アーティストを選択した後はトピックをしぼって関連フレーズを見ることができるので、作詞に行き詰まった際などのヒントとして活用できそうです。