STORES.jp は、誰でも簡単にオンラインストアを開設できるWebサービスです。
設定等の操作も簡単、かつ、初期費用無料、月額利用料無料でオンラインストアの運営を始めることができます。
物販だけでなくMP3、動画ファイルなどのダウンロード販売も可能。2017年7月24日からは電子チケットの販売もできるようになりました。
STORES.jpとは?
STORES.jp は、誰でも簡単にオンラインストアを開設できるWebサービスです。
以下の動画を見てもらうとざっくりどのようなサービスかがわかります。
どんなオンラインストアができるか?
https://stores.jp/categoryでは、実際にSTORES.jpで制作されたオンラインストアが紹介されています。
HTMLやCSSの編集ができない(だから簡単なのですが)のでデザインの自由度は高いとはいえませんが、写真素材等に気を使えばキレイなストアを作ることができます。
便利な機能を多数搭載
STORES.jpは、オンラインストア運営のための便利な機能を多数搭載。随時新しい機能が追加されています。
物販だけでなく、ダウンロード販売、電子チケット販売、定期購入も可能。メルマガ配信、海外販売のための機能なども使えます。
https://stores.jp/functionでは搭載機能が紹介されているので、見てみてください。
利用料金、手数料等
STORES.jp には、フリープランとプレミアムプランの2種類の料金プランがあります。
初期費用はどちらのプランも無料。
フリープランは月額利用料も無料だが販売できる商品数は5つのみ。プレミアムプランは月額利用料が980円(税別)かかるが、商品数無制限かつ高機能となります。
https://stores.jp/premiumには以下の比較表が掲載されてますので、有料プランに興味がある方は見てみてください。
決済手数料
STORES.jp では、複数の決済方法を利用できます。
フリープランとプレミアムプランのどちらも、クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、翌月後払い、PayPalで商品が購入された場合、販売金額の5%が決済手数料として差し引かれます。
- コンビニ決済の場合、購入者が別途200円の支払手数料を負担します。
- 電子チケットの場合、購入者が別途2%の発券手数料を負担します。
- プレミアムプランでは代金引換も使用できますが(フリープランでは使用不可)、代金引換はSTORES.jpを介さずオンラインストア運営者が配送業者と直接契約する必要があるため、決済手数料はかかりません。
- プロモーション機能を介して商品が売れた場合、10%の決済手数料が差し引かれます。
振込手数料
オンラインストアの売上額は毎月末で締め、売上額から各種手数料を差し引いた金額が10,000円以上の場合、翌月末に指定口座に振り込まれます。
振込の際、決済手数料に加え振込手数料250円も差し引かれます。
各種手数料を差し引いた金額が10,000円未満の場合も振込を依頼することができますが、この場合、別途事務手数料250円が差し引かれます。
最短2分でオンラインストアが作れる
「最短2分でオンラインストアが作れる」とうたわれているように、簡単な手順でオンラインストアを開設することができます。
1. メールアドレス・パスワードの入力
STORES.jp トップページ上部で「メールアドレス」欄と「ご希望のパスワード」欄を入力。「利用規約・プライバシーポリシーに同意」にチェックを入れ、「無料でストア開設」をクリックします。
Facebookアカウントを使用してストアを開設することもできます。
2. ストア名の入力
以下の画面が表示されたらストア名を入力し、「OK」をクリックします。
3. デザイン
ストア名入力後、以下の画面が表示されます。
「STEP1 ストアをデザインしてみよう!」をクリックすると以下の画面となります。
希望するデザインテーマを選択してください。
デザインテーマ選択後、ロゴや色などの設定が可能です。
4. 商品登録
デザインが完了すると、STEP1にチェックマークが表示されます。
次に「STEP2 アイテムを登録してみよう!」をクリックし、商品を登録します。
以下の画面が表示されたら「アイテムを追加」または「アイテムを登録する」ボタンをクリックします。
以下のような入力欄が表示されるので、アイテム画像、アイテム名、価格等の必要情報を入力し保存します。
5. オンラインストア公開
商品追加が完了すると、STEP2にチェックマークが表示されます。
「STEP3 ストアを公開してみよう!」をクリックし、オンラインストアを公開してみましょう。
公開手順は簡単。以下の画面で「公開」欄をクリックし「非公開」から「公開(青背景)」に変更するだけです。
公開が完了すると以下の画面が表示されます。
上記の手順で登録したアイテムを販売できる状態になります。確かに細部を気にしなければ2分もかからないかもですね。
上記の画面にもあるように、ストアの説明、特商法、決済方法などの細かい設定も可能です。オンラインストアをより充実させるためにも設定可能な項目の内容をチェックしてみてください。
ダウンロード販売
STORES.jp では、グッズなどの物販以外にも、MP3や動画などのファイルをダウンロード販売することができます。
音源やライブ動画以外にも、PDFで楽譜を売る、なんてことも可能ですね。
ダウンロード販売の設定
ダウンロードコンテンツを販売するには、ダウンロード販売用の機能を追加する必要があります。
管理画面上部の「+」アイコン(機能追加)をクリックし、「ダウンロード販売」を「ON」にしてください。
ダウンロード商品の登録
「ダウンロード販売」機能を有効にすると「アイテム登録」画面の「アイテム追加」ボタンをクリックした際「デジタル」というメニューが表示されるようになります。
「デジタル」を選択すると商品情報登録画面が表示されますが「物販」商品の際には無かった「ファイルアップロード」欄が増えています。「ファイルアップロード」欄で「アップロード」をクリックし、販売したいファイルを指定します。
ダウンロード商品の購入
商品登録が完了すると、登録した商品がオンラインストア上に表示されます。お客様はこの画面から商品を購入します。
MP3ファイルを登録したらスピーカーのマークが表示されました。(スピーカーマークをクリックしてもMP3ファイルが再生されるわけではありません。)
「カートに入れる」ボタンをクリックし、名前や住所の入力、支払方法選択など、画面の指示に従って購入手続を進めると、購入完了後に該当ファイルをダウンロードできるようになります。
購入したダウンロード商品は、購入完了後のメール中の「ダウンロード」ボタンからも受け取ることができます。
電子チケット販売
STORES.JP では、2017年7月24日より追加費用無しで電子チケットの販売が可能になりました。
電子チケット発券サービス QuickTicket との連携により、スマホで利用可のな電子チケットを作成することができます。(紙への印刷や専用アプリは不要)
電子チケット代金に加え、発券手数料 2%がこ購入者負担となります。
プレミアムプランでは、0円の無料チケット販売も可能です。
電子チケット販売の設定
電子チケットを販売するには、ダウンロード販売同様、機能追加が必要です。
管理画面上部の「+」アイコン(機能追加)をクリックし、「電子チケット」を「ON」にしてください。
電子チケットの登録
「電子チケット」機能を有効にすると「アイテム登録」画面の「アイテム追加」ボタンをクリックした際「電子チケット」というメニューが表示されるようになります。
「電子チケット」を選択すると商品情報登録画面が表示されます。「チケット紹介」、「チケット画像」、「スタンプ画像」など、「物販」や「ダウンロード商品」には無かった入力項目が用意されています。
電子チケットの購入
商品登録が完了すると、以下のような画面で電子チケットが買えるようになります。
「カートに入れる」ボタンをクリックし、名前や住所の入力、支払方法選択など、画面の指示に従って購入手続を進めると、購入完了後に以下の画面が表示されます。
電子チケットの使用
購入した電子チケットはスマホでのみ表示可能です。「チケットを表示する」ボタンをクリックすると以下のように購入したチケットが表示されます。
「詳細を見る」をクリックすると、価格や説明文を見ることができます。
「チケット利用」をクリックすると以下の画面となります。「OK」をクリックしてください。
以下の画面をモギリ担当さん等に見せます。
この画面で、指で円を描くようにスマホ画面をなぞると、以下のようにスタンプが押され「モギリ完了」となります。
電子チケットを使用すれば、紙のチケットを制作・印刷する手間もないので前売しやすくなりますね。
STORES.jpを使ってみて
STORES.jp公開当初は機能も少なくとても使おうとは思いませんでしが、今回「電子チケット」機能が公開されたため改めてSTORES.jpを見てみると、当時に比べ多数の機能が追加されていることに驚きました。
今では、オンラインストアを無料で構築できるシステムとして「STORES.jp」か「BASE」のどちらかと言われるほど有名になり、紹介記事も多数目にします。
簡単さの反面、自由度は少ないかとも感じますが、今後も継続的な機能追加等によって、より使い勝手がよくなっていくことを期待します。